C# Interactive 便利に使おう -その2 UnityAssemblyの参照-
はじめに
以前のC# Interactive記事では、DLLの参照について書きました。 今回はUnity + Visual Studioで開発を進めている方向けに、Unityに特化したDLL参照について書き残します。
できること
C# Interactiveで、現在Unity Editor上で使っているDLLを使うことが出来るようになります。 UnityEngineの機能は勿論、自身が開発した機能も使うことが出来ます。
例えば、Unityで以下のようなスクリプトを作ったとします。
namespace Test { public static class Math { public static int Add(int a, int b) { return a + b; } } }
これを手軽にテストするのに、C# Interactiveをもちいて以下のように出来ます。
使い方
Unityで利用しているアセンブリをロードするcsxファイルを生成する
上記ファイルをUnityのプロジェクトファイルに入れるだけで準備OK。
あとはC# Interactive上で
> #load ".\CreateUnityAssembliesLoader.csx" > #load ".\LoadUnityAssemblies.csx"
とコマンドを実行します。後は好きなように使えます。
注意点として、一度ロードした後にUnity上で再度コンパイルした場合、一度
#reset
コマンドを実行してから
> #load ".\CreateUnityAssembliesLoader.csx" > #load ".\LoadUnityAssemblies.csx"
しないと、参照しているAssemblyが更新されません。