しゅみぷろ

プログラミングとか

C# Interactive 便利に使おう -その1 DLLの参照-

はじめに

esprog.hatenablog.com

前回の記事ではC# Interactiveをちょちょいと使ってみました。 REPLめちゃくちゃ便利で重宝してます。

ということで今回はC# Interactiveを便利に使うための個人的Tipsの1つ「複数のDLLの参照を容易にする」を紹介します。

DLLの参照を容易にする

外部のアセンブリをテストしたりちょっと使ってみたいということは結構あるかと思います。 また、便利だからコードを書く際毎回使うようなものもあるでしょう。

C# Interactiveを開くたびに

#r "hogehoge.dll"

とかってするのは手間ですよね。 自分の場合、Unityでの開発ではVSを用いているのでよくUnity製のDLLを使うのですが、こういう場合には単に.csxに

#r "...略.../UnityEngin.dll"

みたいに書いておいて、これを#load命令でロードすればアセンブリを参照することができます。 .csxファイルに複数のDLLを読み込む命令を書いておけばかなり便利が良さそうです。

試しにUnity製のアセンブリをいくらか参照してみる

とりあえず.csxを書くのが怠いので、これはC# Interactiveにやらせてしまいましょう。 以下のコードでは特定フォルダ内のDLLを全て参照するように.csxファイルにパスをロードする命令を書き込んでみたものです。

f:id:es_program:20160622181535p:plain:w500

コードの補完からも、DLLが読み込めたことがわかります。 ちなみに上記のコードが吐き出すcsxファイルの内容は以下のようになりました。

giste7864e5b476a143fcdf3420dc9cb5caa

今回のような感じで、追加したいアセンブリを読み込む命令をまとめて書いておくと色々捗りそうです。